レモンのペンダント
レモンのペンダント
こちらは三寒四温を繰り返していますが、日差しは強くなってきました。
今日の真夜中にヨーロッパは夏時間になります。
時計の針を1時間前に進めるので、日本との時差は7時間に。
この日に仕事などで定時に起きる人達はいつもより1時間早く起きなければならず、ちょっと眠いですね。
私も勤めていた時に、この日に日曜出勤が当たるとちょっと辛いな~と思っていました。
久しぶりの新作です。
レモンのペンダント。
写真が少し暗いですが、彫りの入ったイエローゴールドがとろ~んとした黄色でモチーフとよく合ってとても綺麗です。
制作中、時々レモンのすっぱさが口に広がりました。
レモンの栽培が盛んなのは南イタリアですが、トスカーナでもレモンの鉢を持っている家庭が多いです。
鉢植えなのは、冬は室内や温室などに移し易いようになのかな。
そんなでレモンの木を目にする機会が多い為か、レモンのモチーフで何か作りたいなーと以前から思っていたので、作ってみました。
2枚の葉っぱに小さなダイヤが留まっています。
全体で縦が2センチちょっとの大きさ。
5月の表参道でのイベントのDM用に、今週末きちんと撮影しなければなりません。
透かしのペンダントは、逆光で透かして見てもとても綺麗。
そういえば、レモンでまず思いつくのは高村光太郎さんの詩です。
いつかの国語の教科書で初めて読んで、かなりの衝撃を受けたのを覚えています。
衝撃の理由は幾つもありましたが、そのページを開いた状態の教科書の映像も覚えています。
ずっと「レモンの歌」と思っていましたが、「レモン哀歌」ですね。
どうりであの哀しみ。
いつ書かれたのか覚えていなかったので調べてみたら、1938年!!
先日から、畑のそら豆に白い花が付き始めました。
顔を近づけてよく見て、その美しさに驚きました。