JUNKIRENZE(ジュンキレンツェ)-松本順子のオリジナルジュエリー

リメイク・クレマチスのペンダント

リメイク・クレマチスのペンダント

リングからペンダントへのリメイクをさせて頂きました。
ご依頼と一緒に頂いたデザインのスケッチ画は、クレマチスがモチーフでした。

クレマチスってこんな花です。
画像の説明
小振りな葉に比べて大振りな花が印象的。
ハッとするくらいしっかりと花を開いていて、一途な印象のする花だなと思います。

もとのリングはシンプルなデザイン、18金イエローゴールドに青い人工石が留まっていました。
既にある石座とデザインの雰囲気がこのままでぴったりでしたので、リングの腕の部分だけを外し、石座ごとペンダントに活かす事に。

画像の説明
クレマチスを透かし彫るデザインなので、地金にこんな感じで書いてから透かし始めます。
調べてみるとクレマチスでも種類によって花びらの数に違いがありましたが、全体的にバランスのいい8枚花びらのデザインにしました。

仕上がりはこんな感じ。
(色が上手く出ていたので、手が写っていますがこの写真で失礼します。)
画像の説明
クレマチスの部分ははシルバー。
中央の石は揺れる作りです。
大きな花3輪の中央と上部の葉の間とに合わせて5つの小さなダイヤ、頂点には元の石座と色を合わせたイエローゴールドの石座にダイヤが留まっています。
上面、側面共全面に彫りを入れました。
鏡面仕上げだった元の石座にも、全体にヘアーラインの彫りを入れました。
仕上げにはロジウムめっきをかけています。

画像の説明
側面には幾つかの見本から選んで頂いたアラベスク紋様を彫りました。
クレマチスもツタを這って育つので、つじつまの合うデザインになったかなと思います。

箪笥に眠っていたリングが沢山出番のありそうなペンダントになって、とても嬉しい。

今年はなかなか暑くならないねぇと話していたイタリアは、先週辺りから30度越えの夏日になりました。

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