月と待宵草のブローチ
月と待宵草のブローチ
ずっと作りたいと思っていたブローチを形にしました。
イタリアにも持ってきた、「きつねとつきみそう」という絵本があります。
こわせたまみさん作のお話も優しいですが、いもとようこさんのほわっとした、ぼんぼりの明かりのように優しい雰囲気の絵がとても好きです。
それで私も月見草で何か作りたいなーと思ったのが、数年前。
その時はシルバーで作ったのですが、黄色い花のイメージを出してゴールドで作りたいと思ってきました。
絵本のイメージで、月見草は黄色い花だと思っていたのですが、正確には待宵草という名がついているようです。
月見草と呼ばれるのは、ピンクがかった白い花を咲かせる種。
どちらもマツヨイグサ科で混同されやすいのと、待宵草も月見草と呼ばれたりするようです。
なので、絵本も間違えではないんですね。
月見草の周囲にダイヤを散らしました。
大きさはこれ位。
花言葉は、移り気・ほのかな恋。
待宵草の花言葉を調べていると、竹久夢二さんの詩や、太宰治さんの言葉が出てきました。
待宵草にしても月見草にしても名前に情緒がある、花の和名っていいなって思います。
ブローチは11月6日7日、東京・世田谷のジュエルピアレさんにお持ちします。
昼間もあるのに夜になると月を謳うもんだなぁと、時々,青空に白く小さく浮かぶ月を見ると思います。