JUNKIRENZE(ジュンキレンツェ)-松本順子のオリジナルジュエリー

Civita di Bagnoregio

Civita di Bagnoregio

日曜日に、とてもとても素敵な場所へ行ってきました。

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Civita di Bagnoregio(チビタ ディ バンニョレージョ)という名前のとても小さな町です。

二週間程前にインターネット上で、「消え去ってしまう前に見ておきたい15の場所」というタイトルの記事を見ました。
15箇所の内、イタリアではベネチアとこの町がありました。
車で2時間弱で行ける場所なので、丁度この時期にドライブの約束をしていた友人を誘って行ってきました。

なぜこの町が消えてしまうと言われるのかというと、町の地盤である凝灰岩(ぎょうかいがん)の浸食が時と共に進み続けているからです。
(凝灰岩とは、火山灰が蓄積して固まった岩の事。)
別名を「死にゆく町」(la città che muore)と言われています。

町へは4輪自動車は通行できず、一番近くの町から延びている橋を5分程徒歩で行くか、住人は決められた時間内のみ自転車かバイクで行き来できるそうです。
(上2枚の写真の手前に細く延びている橋)
唯一、許可されたape(アーぺ、蜜蜂という意味)という名の小さな3輪自動車が、町のレストランに食材を運んだりする為に、週の決まった日に行き来できるだけのようです。

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(橋の上から見た様子。)
なぜか橋の両脇には鈴の付いた竹ぼうきが逆さまに立っていました。

ここに産まれてからずっと住んできた80代位の男性と少しおしゃべりをする事ができました。
ここでの生活って不便ですか?と聞くと、「いやいや、不便じゃないよ、慣れちゃったよ。」と返ってきました。
村にはスーパーマーケットが無いので、買物も橋を渡って行くそうです。

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時と共に変化した町の話も少し聞けたので、続きは明日か明後日に。

ちなみに、このブログを書きつつ住人はどれくらいなんだろうと調べてみたら、2011年の時点で8人!だそうです。
そんな少ない住人の内の1人と話ができたとは、運が良かった。

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